この夏、大好きな男性と結婚して、一緒に暮らし始めました。
家賃が比較的安く、アクセスの良い新築賃貸マンション。
サイズは2Kですが設備は綺麗。
ウォークインクローゼットとセパレートの洗面所・お風呂場がついています。
二人暮らしにはちょっと狭いと思われそうな、一人暮らしのOLとかが住んでそうな部屋です。
しかしそれまではお互い小さなワンルームでひとりぐらし。
ずっと一緒にいたとしてもストレスがたまるような間柄でもありません。
多少狭くてもいいやと、見に行ったその日に、すぐ契約しました。
引越し前に決めること
引越しで一番困ったのは、それぞれの持っていた荷物の処分です。
全身鏡は2つもいらないし、大量の本はどこに置くんだという話だし、何より二人の物のテイストが違いすぎる!
私は化粧品や服等の持ち物もゆるふわな感じが好み。
夫の部屋はいかにも男子の一人暮らし!という感じで、メタルラックやらボロボロのこたつ布団やらで溢れています。
こういうときには、まずインテリアのテイストを先に決めるのが大事。
単純な好みもいいですが、壁やドア、床の「木目の色」から選ぶのがおすすめです。
家具の色と少しでも色みが違うと、ごちゃついて見えるからです。
個人的にはフレンチ=シャビーシックのインテリアへの憧れはあったのですが、部屋が濃い茶色&白で構成されていること、男性が住むにはお姫様すぎることから、二人の好みの間をとって、モダンナチュラルな感じにまとめることにしました。
ナチュラルにもいろいろある
インテリアのカテゴリーは複雑で、ナチュラルといえど色々あるようです。
一番スタンダードなナチュラルインテリアは、白木や明るい色の木で作った棚や布雑貨に英文字や野草のデザインが施されたイメージ。
今や100均などでも可愛いナチュラルテイストの小物やDIY用品が売られているので、手軽におしゃれな部屋を目指しやすいのが特徴です。明るいイメージになるので、お子さんのいる家庭にはぴったりです。
一方モダンナチュラルはもう少し都会的で、落ち着いた印象です。
家具なども作りがやや重厚になるので、シンプルで軽やかな暮らしとは少しイメージが異なるかもしれませんが、今後歳を重ねていくと持ち物も歳相応になるでしょうし、急な路線変更は難しいので、今からシックに整えていくことにしました。
イメージが固まったら、そこから外れるものを処分
ある程度イメージが固まったら、処分するものは選択しやすいです。
例えば鏡を選ぶにしても、「どちらの鏡がイメージに近いか?」「モダンナチュラルにしては枠の色が明るすぎないか?」といった視点を持つことで、ダブるもの・不要なものはサクサク処分していくことができました。
処分方法は、売る・捨てる・あげるなど色々ですが、このブログでまたおいおい書いていきます。
ケンカにならなかった理由
当然ですが、自分の持ち物には愛着があることがほとんどです。
二人の物のうちどちらかを捨てるというのは、ただならぬことではあるはずなのですが、争いが起きることはありませんでした。
理由はたぶん3つ。
・夫がおっとりしている
・物を捨てる基準を明確にしていた
・物に固執しなかった
夫は、ダンボール何箱もあった本もさっさとブックオフで売り払い、ボロボロのコタツ机も古い家電も、「まだ使える!」とか言わずに即座に捨ててくれました。
夫はインテリアに興味がないというより、むしろ本来インテリアにこだわりがある方で、今の部屋や家具を「仮の物」と考えていた節がありました。だから学生時代にそろえたものは安物が多く、愛着もそこまでなかったみたいです。
一方私は、長く使った物にはさすがに思い入れがあり、捨てる際にはなんとなくモノが悲鳴をあげているような妄想にかられ、手が止まることもありました。
とはいえ死ぬ時に棺に入れるほど好きかといわれればそんなことはないし、どうしても覚えておきたいものは写真に撮ればいいので、捨てられないということはありませんでした。
どちらも物にこだわるタイプならケンカになりやすいと思うので、「捨てる基準」をさらに明確にするといいと思います。
古さとか、新しい家に合うかとか、値段とか、判断基準を設けることで、手放すのがラクになるはずです。
お互いの引越し準備を手伝う
引越し前にお互いの持ち物を把握すると、自分の物も捨てやすいので、時間があればお互いの引越し準備を手伝うといいと思います!
また、近くに住んでいる場合は、引越しも二人分まとめてやってしまえば安く住むし楽ですが、見積もりの際にはお互いの持ち物をある程度引越し屋さんに伝えなければならないので、細かく知っておくと電話であれこれ聞かれたときに答えられます。
また、引越し準備をしながら、「これはここに置こう」という感じで、新居での配置を見取り図を見ながら決めておけば、引越しの時にスムーズです。
引越しについてはこちらに書いていますので、また参考にして下さいね。