テレビを新調したので、夫が一人暮らしで使っていた小型テレビを、メルカリで売りました。
中古テレビは、他の人に売却・譲渡する前に、少し手続が必要です。
少し失敗もしたので、この経験がお役に立てばと思い記事にしました。
テレビを売る時に必要なこと
1. 型番、大きさ、スペック、付属品の有無を確認
型番は、テレビの裏面を見ると書いてあるので、必ず伝えましょう。
この情報があると、書ききれなかったスペックも相手がメーカーのホームページ等で検索できるので、とても助かります。
テレビの大きさは「型」で表します。例えば19型は「対角線が19インチ」という意味で、1インチ=2.54cmです。型も、テレビの裏面に書いてあります。
スペックは、ちゃんと地デジに対応しているかとか、データ放送対応かなどを見ます。
データ放送は、例えばバラエティ番組での視聴者投票などに使われる機能ですね。(赤ボタンを押して下さい!とかいうやつです。)
また、「HDMI因子の数」がよく聞かれます。これは、ケーブルテレビやゲーム機などを接続するものです。これが1つだと、いちいち抜いて切り替えないといけないので、周辺機器が多い人は気にします。
付属品で多いのは、リモコンやケーブル線ですね。
ケーブル線は、買い替えの人は持っている可能性もありますが、現在テレビがない人は必要かもしれないので、付属すると喜ばれます。
あとは、何年製かも書くと親切だと思います。
2. B-CASカードの所有者変更手続
テレビを見るためには、B-CASカードが必要です。
これは、テレビの裏の受信機に刺さっているICカードで、暗号化された放送を元に戻して、視聴できるようにするものです。これがなければ、テレビが映りません。
テレビを人に譲渡・販売する際には、この所有者変更手続が必要です。
これは、「現在カ―ドを使用している人」か「カ―ドの新使用者」のどちらが手続してもよいのですが、新しい使用者が変更してくれるとは限らないので、自分でやってしまった方が確実です。
(変更手続をしなくても、新しい使用者はカードを使ってテレビを見ることは可能ですが、契約の相手は前の所有者=自分のままなので、何かあったときに責任を問われるのを防ぐためです。)
手続は簡単で、B-CAS(ビーキャス)のカスタマーサービスに、カード番号を伝えて、変更したい旨を伝えるだけです。
所有者本人からの電話でなくてもかまいません。
後日、電話した人の住所に、手紙と「約款」が送られてきます。
約款は、B-CASカードの契約内容等を記したものですね。こういうのです。
これをテレビと一緒に送れば、所有者変更手続は完了です。
郵便局でパニック!ゆうゆうメルカリ便が使えない!
これは完全にゆうゆうメルカリ便をちゃんと把握していなかった私が悪いのですが…。
ゆうゆうメルカリ便は通常のゆうパックと違って、60~100サイズ限定の配送方法でした!
郵便局で「120サイズなので送れません」と言われ、あわてて配送方法をゆうパックに変えたのですが、匿名配送にしていたので、相手にお名前と住所、郵便番号を教えてもらう必要がありました。
相手の方に迷惑をかけてしまいました…。
小型テレビならギリギリ100サイズでいけるかもしれませんが、梱包材でかさも増しますので、テレビを送るときは、100サイズに収まるかちゃんと確認してから発送しましょう!