「気に入っているか、いないか?」
「ここ1年で使ったか、使っていないか?」
「同じようなものを持っていないか?」
「劣化していないか、使いづらくないか?」
モノを捨てるかどうか判断するとき、こうやって自問自答しているのですが、どうしても決めかねるとき、最後に自分にする質問があります。
今回はモノをどうしても捨てられない時の「とっておきの一言」をお伝えします。
捨てられない「理由」を考える
そもそも、なぜモノを捨てられないのか、考える必要があります。
最近「モノを捨てられない」と相談を受けることが増えてきたのですが、捨てて心が空っぽになったり、悲しくなったりするくらいなら、正直捨てなくてもいいと思っています。
私も、自分と夫にとって心地よいシンプルライフを目指しているだけなので、部屋のモノを極限まで減らしたり、欲しいものをなんでもかんでも我慢したり、思い出のモノを捨てたりといった苦しい思いはしないようにしています。
ただ、大した思い入れがなく、使う予定もないのに「まだ使えるから」「もったいないから」という理由だけで持ち続けるのは、長い目で見ればストレスなので、なるべく避けています。
自分が「なぜ」捨てたくないのかを見極めることが大事です。
捨てるモノを判断する方法
部屋の掃除を「一大イベント」にしてしまうとむらができるので、私は、「今日はこの引き出しを片付けよう」と小さく区切って、毎日気軽に片付けています。
捨てるモノを判断するためには、
・モノへの愛着(気に入っているか、いないか?)
・使用頻度(ここ1年で使ったか、使っていないか?)
・捨てても困らないか(同じようなものを持っていないか?)
・モノの状態(劣化していないか、使いづらくないか?)
などを見て、なくてもいいなと判断すれば、その場で捨てます。
ただ、たまに判断のつきにくいものがあります。
なんとなく昔から持っているものや、気に入っているといえば気に入っているが、全く出番がないものなどがこれにあたります。
そういう時は、自分に最後の質問をします。
「それ、棺桶に入れる?」
人は死んだあと、棺桶に思い出のものを入れてもらいますよね!
大事な人の写真とか、手紙とか。
最近は有害物質の発生を防ぐためか、お断りされたり、制限されたりもするようですが、そういう現実的な話はおいといて。
「自分の人生最後のイベントを飾るのがこの手袋…?」とか考えると、なんだかバカらしくなって、捨てちゃったりします。
(逆に家族からのプレゼントとか、大量の日記とかは、棺桶に入れるのアリだな、と思って残したりします。)
気に入ってるけど、死んだあと桶に入れるほどじゃないかな!と思えば、結構簡単に捨てられるのでオススメです!笑