toriのシンプルライフ

2Kに暮らす夫婦のちいさなふたりぐらし

無理して捨ててないですか?

このブログを始めて半年以上経ちました。

Twitterも始めたのですが、なんとなく、無理してモノを捨てようとしている人が少なくないのかなあ…という印象を持ったので、その話をしたいと思います。

  

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何のためにモノを捨てているのか?

今、「ミニマリズム」や「断捨離」など、モノを減らすことによって生活の質の向上や心の平穏、運気上昇などを求める考え方が広まりつつあります。

こういった考え方の裏には、モノを捨てる過程で、自分の生活や思考そのものを見つめなおすという信念が隠れています。

モノの少ないメリットとしては、

・管理コストが減る

・掃除が楽になる

・部屋の見た目が良くなる

・気持ちよく過ごせるようになり心が明るくなる

・無駄がなくなる(節約になる)

といったものが挙げられます。

私も、夫と二人で過ごす部屋を、快適に保ちたいなあという一心でモノを手放したり、毎日掃除をしたりしています。

また、集中して勉強・仕事ができる環境作りというのも大きな目的です。

このように、私のミニマリズムは「自分と家族を快適にするためのミニマリズム」なので、例えば本やグリーン、アートは多少取り入れていますし、心身のバランスを保つために自炊もします。

「モノのないメリット」と「モノのあるメリット」を比較して、より快適な方を選んでいるのです。

もしモノを手放すのが辛いと感じている人がいるなら、目的なく片付けているか、「モノのないメリット」がいまいち分からないままとにかく捨てなきゃ、と焦っているのではないでしょうか。

 

捨てるモノは自分で決めていい

私は、辛い思いをしてまで断捨離なんてしなくていいと思っています。

価値観はそれぞれだから、他人からしたらゴミでも私にとっては宝物だというモノもたくさんあります。

もちろん、人に迷惑をかけたり、健康や社会生活に影響を及ぼすようなゴミの溜め方をしてはいけませんが、自分の所有物は自分の好きにしていいのが基本です。 

例えば、卒業写真。

ミニマリストの中には、これを捨てることがミニマリストになるための通過儀礼と言わんばかりに話す人もいますが、私は普通に持っています。

親が時々見ていますし、小中高一貫校だったので、仲の良い友人たちの成長過程が辿れて面白いです。

少人数制だったので知らない人も写っていません。

合宿の時に「卒業写真持ってきて!」でたまに盛り上がるし、登場頻度は多いです。

これが、まったく見る機会がなかったり、学校生活がつまらなかったり、知らない人の写真の割合が多かったりすれば、「不用品」になるかもしれませんが、少なくとも私にとっては現役です。

それに、私は「今は大切ではないけれど、時間が経てば大切さが増すもの」の存在を知っています。

例えば、当たり前だと思っていた学校生活は、いまや絶対に手に入らないもの。教室の風景や友達とのしょーもないやりとりを思い出すだけで、切なくなります。

携帯も持ち込み不可だった当時の様子を見ることができる、数少ないツール。

数十年後の自分が見たいというかもしれないので、今はあえて判断しないことにしています。

このように、卒業写真ひとつとっても、人によって価値は様々。

自分のいるいらないは、自分で判断していいのです。

 

モノを持つ=過去への執着?

たまに「モノに囚われる人は過去に執着している」という話を聞きますが、単に所有しているだけで、"執着している"というのは、言いすぎだと思います。

たしかに、スポーツ選手でもなんでも、過去を振り返らない人はかっこいいし、何かを達成したあとにすぐ次の目標に向けて気持ちを切り替えることは大事です。

でも、並んだトロフィーや賞状が自信になって勇気をくれることもあるし、過去の記録が今に生きることもある。

単にモノをコレクションするのが楽しい人もいるし、眺めることで気持ちが落ち着いたり、幸福になったり、懐かしい気持ちになったりする人もいる。

あるいは何も考えず、便利だから元彼元カノにもらった物を身につけている人だっています。

他人がそのモノをどう扱っているかなんて、本当に人それぞれです。

もっというと、過去に執着したい人はすればいいですしね。

何かを捨てたら新しいことが舞い込むという現象は私もよく経験するので、環境を変えたい人には「思い切ってモノを捨ててみるといい」とはアドバイスすることもありますが、それは自分で決めることです。

とにかく、モノを持つことに罪悪感を覚えるのは、やめましょう。

そのうえで、モノの少ない生活の良い面に目を向けて、「そっちの方が楽そうだな」「ゲームみたいで楽しそうだな」などと思うことがあれば、ミニマリストになればいいんじゃないかと思います。

疑問を持ったままモノを捨て続けても、その人にとっていいことはないんじゃないかと思うのです。

お互い無理のない範囲で、モノの少ない生活を送っていきましょう!