toriのシンプルライフ

2Kに暮らす夫婦のちいさなふたりぐらし

「食の定番化」のための献立セットを公開。時短や食品ロス・衝動買い防止に

今回から数回にわたって、ミニマリストtoriのキッチン事情をご紹介していきたいと思います。

今回のテーマは「食の定番化」。

決まったメニューを用意することで、作る時間の短縮や、食材ロス・衝動買いの防止に繋がります。

※この記事は6月の献立セットに関する記事の内容を一部含みます。重複する部分がありますがご容赦下さい。

 

f:id:krktori:20191113183934j:image

 

我が家の朝ごはん

我が家の朝は、ベーコンエッグと食パン、ジャム、コーヒーを定番にしています。

これは夫のリクエストです。

朝起きて眠い目を擦りながら、トースターに食パンをセットし、ベーコンと卵を焼き、ケトルのスイッチをオンにして、コーヒーやジャムの準備をします。

毎日のことなのでほぼ何も考えずに動けます。

夫は同じものを毎日食べ続けるのが苦ではないタイプというか、むしろ好物は毎日食べたいタイプらしいのですが、私はたまには別のものを食べたくなるので、気分によっては前日の夕飯をアレンジしたり、果物やヨーグルトをつけたり、ピーナッツクリームに変えたり、ホットケーキやフレンチトーストを焼いたりします。

とはいえ基本の形が決まっていると、朝慌てなくてすみます。

ちなみに上の苺ジャムは、実家の家庭菜園で獲れた苺を使って、父がジャムにしたものです。私たち夫婦のお気に入りです。

 

我が家のお昼ごはん

昼は一人なので、野菜炒めなど簡単なものを適当に作ります。

お昼の定番は納豆ご飯。

おなかがすかない時や、仕事が忙しい時もありますが、スムージーなりプロテインなり何かしら口にするようにはしています。

夫は社食があるのでお弁当はなし。

 

我が家の夜ごはん

夜は夫が帰ってくるのを待って、二人で一緒に食べます。

あらかじめ5週間分の「献立セット」を考えておき、それをローテーションすることで、メニューを考える労力を省いています。

 

「献立セット」は5日分×5パターン

現在は、5日分の夕食を5パターン(約5週間分)考えています。

これをローテーションすることにより、献立に悩む必要がなくなりましたし、食材が余ったり、足りなくてあわてて買い足したりということもなくなりました。

これは、以前ご紹介した「1日1捨」という本にあったアイデアを、自分用にカスタマイズしたものです。 

krktori.hatenablog.com

作者のすずひさんは、たしか一週間分の朝・昼・夜の献立を5週分作ってローテーションされていたと思いますが、私は、5日分の夕食のみ。月~金曜日の献立です。

土日は外食することが多いからです。土日に家で作るときは、その残りの食材や缶詰、パスタなどを組み合わせて凌ぎます。

 

<実例>

凝った料理が作れないうえに、ただの自分用メモなので少し恥ずかしいんですが、実際にお見せすると、こういう感じです。

f:id:krktori:20190529163725p:plain

決めるのはメイン+1品。

二人ともあまり量を食べる方ではないのですが、足りない時はこれに常備菜を加えて品数を確保しています。

毎日同じ雰囲気にならないよう、和洋中織り交ぜながら、夫の好物を中心に、食材をロスのないように献立を作ります。

5日間で必要な食材はネットスーパーでまとめ買いしています(最近は散歩がてら自分で行くことも多いです)。

この内容は結構頻繁に更新しています。例えば夫の反応を見て回数を増やしたり、あまり使わない調味料のメニューはなくしたり、など。

夫はがっつり系が好きみたいですが、最近は健康のことを考えて、脂っこい料理を減らしていっています。

 

「定番化」のメリット 

①毎日買い物する必要がない

前までは、その日にたまたま冷蔵庫に残っている食材を確認し、スーパーへ行ってから、献立を考えていました。

今ではあらかじめ必要な食材がわかるので、なくなるとすぐに把握できるし、まとめ買いも可能になりました。

 

②食材ロスがない

いつ、何を、どれくらい使うのか管理しておけば、使い切れなかった食材を腐らせたり、といったことがありません。

環境にもお財布にも優しいです。

 

③外食、衝動買いが減る

食材を決められた日に消費しないといけないので、平日二人で衝動的にラーメン屋に行くとかいうことが減りました(皆無ではないw)

また、「マヨネーズがない!」「牛乳がない!」と突発的にコンビニに走ることも少なくなりました(皆無ではないw)

 

④悩む必要がない

メニューを決める時間や心理的負担が減ったのは大きいです。

また、同じ行動を繰り返すので、朝食など、何も考えずに用意することができるようになりました。

 

「定番化」のデメリット

その日に食べたいものが食べられない

これが一番の欠点かもしれません。特に献立セットの話を人にすると、毎回のように聞かれます(笑)

これに関しては、5日分の中で味の濃いもの/薄いもの、和洋中など多様性を持たせて、臨機応変に変えていくことで対処しようと思っていますが、今のところ我が家で問題になったことはありません。

もし「今日これが食べたい!」と言われたら、その日にスーパーで材料を調達して作ればいいですしね。

 

予定が崩れると困る

あまりがちがちにしすぎると、外食や商品の欠品などで予定が崩れた場合、予定が狂うこともあるかもしれません。

私は朝・昼や土日で調節できるようにしています。

 

「献立セット」は作るのが大変

献立セットを作るのは結構大変です。

最初頑張れば、そこから毎日の面倒な作業から解放されるので、毎日の献立作りがストレスだという方には、ぜひおすすめしたいですが、時間がかかってしまうので、誰しもにおすすめできるものではないかもしれません。

まず自分のレパートリーをメモなどに書き出してから、同じ食材を使うメニューを5つ選んでメインを決め、その時余りそうなもので副菜を決めていく形にすると比較的スムーズです。

適宜レシピサイトや雑誌などで、レパートリーを加えていくのもいいと思います。

難しいようなら、朝食だけでも定番化すると楽ですよ。

 

定番化は余裕を持たせるのがコツ

定番化には向き不向きがあります。「今日はこれを食べなければ」「今日は○○が食べたいのに…」とストレスになるようなら、無理にしなくてよいと思います。

また、ご家族に何かを強いるのは避けましょう。うちは夫の方がルーティンワークが得意なくらいなのでむしろ歓迎されていますが、誰かの負担になるようなら、やめておくのが無難です。

ただ、自分の中の定番を決めておけば、判断が楽になるのは間違いがないので、ある程度幅を持たせて、いくつか好きなルートを決めておくのはおすすめします。

私も気まぐれな方なので、あまりガチガチにせず、生活が快適になるような「定番化」を取り入れています。

 

次回のキッチン事情は…

ミニマリストの鬼門?

調理器具やキッチン雑貨についてお話します。