toriのシンプルライフ

2Kに暮らす夫婦のちいさなふたりぐらし

必要?不要?ラグのメリット・デメリットと、ラグを手放して半年経った感想

引越してきた際に、リビングに敷くためのラグを買いました。

使い心地やデザインは気に入っていましたが、1年ほど使っているうちに難点が色々と見えてきたため、夫と相談して処分しました。

それからさらに半年が経ち、季節は冬。

ラグのない生活は一体どんな感じかお伝えします。

  

ラグの処分BEFORE&AFTER

ラグを捨てる前と後の比較画像がこちら。

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上は7月頃。

扇風機の有無などの違いもありますが、フローリングが見える面積が広がったことで、すっきりしたのではないでしょうか。

 

ラグの役割

そもそも、カーペットやラグは何のためにあるのでしょうか?

改めて、ラグがあることのメリット・デメリットを整理してみます。

 

メリット

・床が傷つかない

・階下に音が響かない

・食べこぼしや汚れを防いでくれる

・インテリア性がある

・冬は温かい、底冷えを防ぐ

・ふわふわで気持ちいい、足の負担軽減

・床の上に直接座れる

 

デメリット

・埃がたまる

・汗や汚れが毛に絡まる

・ダニやカビが発生しやすい

・夏は暑い

・洗うのが大変

 

デメリットは、メリットに比べて少ないですが、心理的負担と実際にかかる管理の手間が結構大きめ。

ソファ付近が目に見えて劣化していましたが、洗濯機で洗える大きさではないため、掃除機で埃を吸うくらいしか綺麗にする方法がありませんでした。

髪の毛が絡まっているのを見るにつけ、嫌な気持ちになりましたし、夏に汗ばんだ足の裏で毛足の長いラグの上を歩き回るのに抵抗がありました。

一度自力で洗おうと試みたのですが、あまりに大きいので重すぎて作業がままならず、ヒイヒイ言いながらお風呂場で踏み洗いし、脱水し、ベランダに干す頃には、日が暮れていました…。

でも、階下への音や床の汚れが気になって、なかなか捨てるのに勇気が要りました。

 

ラグを捨てて変わったこと

まず、ラグがないことで、部屋の見た目がさっぱりしました!

そして何より、圧倒的に掃除が楽になりました!

これは評価の分かれるところなのですが、ラグがないと落ちた髪の毛などは目立ってしまうので、その分こまめに掃除をする必要があります。

とはいえラグに埃や髪の毛が蓄積していく方が個人的には辛いのと、毎日一回掃除機をかけるだけで汚れをゼロに戻せるというのは大きいです!

私は手放してしまいましたが、ルンバやブラーバをお持ちの方は使いやすいのではないでしょうか?

 

懸念していた点

我が家は真っ白なフローリングで、少しざらざらした素材なので、マニキュアや絵の具や醤油等をこぼしたり、家具で擦って傷がついたらどうしよう、という不安がありました。

結論から言えば、大人2人の生活なので、あまり気になっていません。むしろ、汚れてもすぐに気づいて拭けるので、清潔感はアップしていると感じます。

それから、下の部屋に足音が響くのではないか?という心配もありましたが、フローリングに意外とクッション性があり、靴下や裸足で静かに歩く分には、そこまで音や振動はしないな、という実感です。マンション自体の防音性も高いようです。

家具による傷は、テーブルやソファ用の脚カバーを履かせることで解決しました。

また、寒さについてですが、下に人が住んでいるからか、底冷えはそんなにしないことがわかってきました。

というか最近まで京都に住んでいたため異常に底冷えを恐れてしまう癖がついたのですが、今は靴下とエアコンがあれば大丈夫そうです。

それでも「やっぱり家具で床が傷つきそうで怖い」という方には、簡単に拭き掃除ができる透明なマットや、家具用の脚カバーもあるので、気になるところに敷いてみると良いかもしれません。

 

ラグなし生活が向いている人、向いていない人

ラグなし生活は、シンプル志向の方や、毎日部屋を綺麗に保ちたい方には非常におすすめです。

私はラグがなくなって、とても満足していますし、今のところ特に問題なくすごせています。

ただ、寒い地域の方や、小さいお子さんのいる方など、人によっては向かない気もします。

ラグのお手入れが気にならないのであれば、わざわざ捨ててしまう必要はないかなと思います。

もしラグの購入を考えている方がいらっしゃるなら、掃除や洗濯のしやすい毛足の短いラグか小さめのラグがおすすめです。

寒い季節にだけ敷くのもいいですね。

ちなみに私はトイレマットは処分していますが、台所はフローリングに水が飛ぶのが嫌なのでマットを敷いています(びしょびしょの上を歩きたくない…)。

生活に合わせて、ストレスのない形でカーペットやラグ、マットを取り入れていけると良いですね。