我が家の脱衣所には、夫の希望で、珪藻土の浴室マットを置いています。
1年ほど使用しているのですが、昔に比べるとやや吸水力がなくなってきたように感じたので、お手入れすることにしました!
お手入れに必要な物や、注意点などについて記事にしました。
珪藻土マットの吸水性が弱まる仕組み
珪藻土マットは、普段のお手入れがとても簡単です。
さっとタオルで拭いて立てかけておくだけ。
ホコリも出ないし、汚れやカビにとても強く、布製のマットのように洗濯する必要もありません。
とはいえ、時間が経つと吸水性は弱まってきます。
元々珪藻土マットの吸水性の仕組みは、無数の穴が開いていて、そこに水分が素早く浸透するというもの。
なので、削れた珪藻土の粉や埃、汚れなどが目詰まりすると吸水性が落ちてしまうのです。
特に家族が多い方などは、マットの上に水が溜まるくらい吸水性が落ちてしまうケースもあるとか。
しかし、目詰まりした表面を削ってあげれば、ちゃんと吸水性は戻ります。
こまめにやるのが望ましいとのことなので、購入から1年経った我が家も、お手入れしてみることにしました!(こまめ…?)
珪藻土マットのお手入れに使うもの
使うのは、紙やすり(サンドペーパー)です。
私が購入した珪藻土マットには、付属の紙やすりがついていましたが、100円ショップやホームセンターで売っているものでももちろん大丈夫です。
付属の紙やすりのサイズは約9×11.5cmで、これで1~2回分でした。
目の粗さは「400」。
汚れをがっつり取りたい場合などは、目の粗い紙やすり(100~300)を使ってもよいですが、最後は細かいもので仕上げた方がいいと思います。
目が粗すぎると、ざらざらして肌触りが悪くなるほか、凹凸ができて、それが汚れの元になってしまいます。
あとは、小麦粉のような、ものすごく細かくて柔らかい粉がたくさん舞うので、マスクなど口や鼻を覆うものがあった方がいいかもしれません。
それから、最後に粉を取り除くための掃除機や布きれ・キッチンペーパーなども用意しておくと良いと思います。
珪藻土マットを削る!
珪藻土マットを削ると粉が大量に出るので、新聞紙を引くか、屋外で紙やすりをかけましょう。
私はベランダで作業を行いました。
珪藻土マットにひたすら紙やすりをかけていくのですが、これが結構大変。
2、3回かけたくらいではあまり効果を感じられませんでした。
10分以上ゴリゴリ削り続けて、やっと表面の傷がなくなり、汚れも落ちて綺麗になりました。
電動で紙やすりをかけられるサンディングマシーンを持っている方は、それを使えばすぐに終わると思います。
珪藻土マットを斜めに立てかけて作業をすると、下に粉が落ちていくので、目詰まりしにくいように感じました。
残った粉を掃除する
そして、マットの上に残った粉が厄介です。
刷毛で払うか、掃除機で吸うかして、粉を掃除しましょう。
私は掃除機で吸いましたが、粉が完全には落ちず…。
水で流すのは粉が目詰まりするのでNGらしいのですが、このままだとお風呂上りに足が粉だらけになってしまうので、固くしぼったキッチンペーパーで、軽く押さえるように粉を取り除きました。水分にくっつける感じです。
これで綺麗になって、ほとんど粉が手につかなくなりました。
珪藻土マットの吸水性が復活!
その後使ってみましたが、見事に吸水性が復活!
10秒もしないうちに、表面に全く水が残らない状態に。
新品の頃と同じ吸水力とまではいきませんが、快適さを取り戻しました。
初めてのお手入れは慣れないこともあって大変でしたが、楽しかったです。
やり方が飲み込めたので、また吸水性が弱まったら削ります。
珪藻土マットの劣化を遅らせるには?
吸水がなくなれば削ればいいとはいえ、持ちをよくするには、目詰まりさせないのが一番です。
使用後は毎回体を拭いたタオルなどで「さっと拭いて、立てかける」を心がけるだけで、かなり違うらしいです。我が家は徹底できていませんが(笑)
あと、珪藻土マットを置いている場所に、埃や汚れを溜めないのも大事かもしれませんね。
正しいお手入れを心がけて、珪藻土マットを長く衛生的に使いたいですね。