少しずつモノを減らし始めたのが3年ほど前。
ここ1年は、不要なモノのない生活が安定して続いています。
ミニマリストとしてはまだまだ日は浅いですが、私が日々の暮らしで感じる、ミニマリストのメリット9つ、デメリット6つを書いていこうと思います。
ミニマリストのメリット
ミニマリストになって気づいたメリットはこちらです。
ミニマリストのメリット9つ
・掃除や片づけが楽
・何でも使いきれるようになった
・部屋が広々
・好きなことにお金を使える
・時間が増えた
・集中力が増えた
・ストレスが減る
・物の手入れが行き届く
・自分自身に意識が向く
掃除や片づけが楽
物がないと、ホコリを払うのも掃除機をかけるのもとても楽です。
台所や洗面所などの水周りも、いつも綺麗に保てます。
そもそも散らかる「物」がないので、大掃除とは無縁です。
何でも使いきれるようになった
昔は気に入ったコスメや割引になっている食品などを無計画に買っては、消費しきれず無駄にしていました。
今は買いすぎるということがないので、最後まで使い切れますし、全ての持ち物や残量を把握しているので、適切な時期に次のものを買うことができます。
部屋が広々
私の家は2Kという小さな賃貸マンションに二人暮らしですが、モノがないと広々使えます。
足の踏み場が無い、動きにくいといったこともありません。
好きなことにお金を使える
無駄を省いて浮いたお金を、有意義な体験に使えるようになりました。
また、物を買う際にも、さらに良い品質の物を選べるようになりました。
時間が増えた
探し物をしたり、どれを使うか・着るか悩んだりする時間が格段に減りました。
また、片付けや家事に割いていた時間を、好きに使えるようになりました。
集中力が増えた
ごちゃごちゃした部屋だと、目に入る物のせいで気が散ってしまいます。
何もない部屋だと、自分の今やっていること、すべきことに集中することができます。
ストレスが減る
汚い部屋にいると、「ダメな自分」を見せ付けられている気がして、自己肯定感が下がっていきます。
また、何をするにも物をどかさなくてはいけないし、探し物も多くてイライラしてしまいます。
ミニマリストになってからはそういったことがなくなりました。
綺麗な部屋で、すっきりした気持ちでいられるのは何よりの収穫です。
物の手入れが行き届く
持ち物を絞れば、一つ一つのケアをきちんとするようになります。
数少ない持ち物、特にお気に入りの物なら、例えばまめにクリーニングに出そうとか、靴を磨こうという気になりす。
日々の手入れに手が回らず、いつの間にかセーターが毛玉だらけ…なんていうこともなくなります。
自分自身に意識が向く
物を減らすと、残った「自分自身」に意識が向いていきます。
整える快感を知ってから、肌や歯のケアなど、美容や健康により気を配るようになりました。
ヨガやサウナにハマるミニマリストが多いのもなんとなく分かります。
自分の体で感じる幸福感や充実感に惹かれるようになるのだと思います。
ミニマリストのデメリット
次に、ミニマリストのデメリットについてお話します。
ミニマリストのデメリット6つ
・物を捨てて後悔することがある
・日々が単調になりがち
・偏見に晒される
・いざという時にストックがない
・家族との兼ね合いが難しい
・家時間が退屈になる
物を捨てて後悔することがある
CDを大量に売ったのですが、後で聞き返したくなった時に困りました。
また、売るつもりのなかった大好きな作家のサイン本まで間違えて売ってしまったことも、今に至るまでずっと後悔しています。
捨てる時は慎重に!
日々が単調になりがち
家にずっと引きこもっていると、作業に集中はできますが、目に入る物から無意識に得られるインスピレーションは確実に減るので、単調な日常になってしまいます。
また、欲望は人間の原動力だと思いますが、あらゆる欲がなくなってしまい、良くも悪くも落ち着いた人間になってしまいます。
刺激を得るために積極的に動くか、やりたいことを明確にしてからモノを捨て始めるようにしましょう。
偏見に晒される
Twitterを見ていると、「全部捨てて不便な生活をしている」「貧乏、ケチ」「宗教みたい」「すぐ物を捨てるから物を大事にしていない」「性格が冷たそう」といった偏見も数多くあるようです。
また、「◯◯があるとミニマリストではない」みたいなことを吹聴しているミニマリストもいて、まだまだ誤解もあると感じます。
こういった決め付けにいちいち反応せず暮らしていかないといけません。
いざという時にストックがない
ストックを少ししか持たないので、いざという時に困ることもあります。
実際先日生理ナプキンが売り場から消えた時はひやりとしました。
今は少し増やして対応しています。
ちなみに、私は災害用のストックはしっかり持つようにしています。
家族との兼ね合いが難しい
家族と住んでいると、家族の物が増えるので、自分の理想と程遠い空間になることもあります。
価値観を理解してもらえず、喧嘩になる可能性もあります。
お互いに自分は自分、人は人と割り切れるタイプでないと大変かもしれません。
家時間が退屈になる
家に娯楽がないので、時間を持て余してしまう可能性があります。
もちろん時間は有意義に使うべきですが、人間には娯楽も必要。
息抜きのやり方がわからない人は鬱っぽくなってしまうかもしれません。
まとめ
以上がメリットとデメリットです。
いかがでしたでしょうか?
ミニマリズムが合うかは、嗜好やライフスタイルによります。
物に囲まれて幸せな気持ちになる人もいれば、何もない部屋を見て幸せな気持ちになる人もいます。
私自身はミニマリストがとても性に合っていました。
ミニマリズムは家事を効率化したい主婦・主夫から自分の時間を確保したいビジネスパーソンまで、幅広く取り入れられる考え方ですし、生活をがらりと変えられる手軽な方法でもあります。
少しでもミニマリストに魅力を感じたら、ぜひ一度物を手放す経験をしてみて下さいね。