ミニマリストの私の、洋服の管理・収納についてお話します。
「一度しか着ていない洗濯前の服、どうしよう?」
「オフシーズンの服の収納、みんなどうしてるの?」
とお困りの方のヒントになれば幸いです。
服の管理・収納のために私がやっていること3つ
今回は服の管理・収納の話です。
私は、洋服が伸びないよう、基本的にはチェストに畳み収納。皺のつきやすい素材のスカートやシャツのみ、クローゼットに吊るし収納にしています。
厳密に数は決めていませんが、一枚購入すると一枚手放して、収納スペースを越えないように気をつけています。
数が少ないと、状態が把握しやすく、一枚一枚丁寧に手入れすることが可能になります。
特別なことをしているわけではないですが、服を綺麗に保つために習慣にしていることや、数を増やさないためのちょっとした工夫などを3つ、ご紹介します。
①一時置き場を作る
アウターやデニムのように、一度着ただけでは洗濯しない服ってありますよね。
ニットなんかは汚れにくいため、実は1シーズン1、2回の洗濯で良いそうです(私は汗や皮脂汚れが心配で、何回か着たらつい洗ってしまいますが、傷んでしまうので本当はNGらしい…)。
我が家では、そういった一度着ただけでは洗濯しない服を畳んで置いておくスペースを設けています。
こうすることで、家族の服が部屋のあちこちに散らかるのを防ぐことができます。
夫と私の分。カゴはACTUSで購入。
真冬に使うマフラーや手袋なども、ここに置いています。
ちなみに、たまにそのままクローゼットに戻すという話を聞くのですが、絶対にやめましょう。
一度着た服は、一見綺麗に見えても、外でついたほこりや排ガス、食べこぼしや汗、皮脂汚れなどがついているので、これらが虫食いやシミの原因になります。
また、湿気やカビ菌、虫が綺麗な服に移ってしまうこともあります。
必ず洗ってから収納しましょう。
②衣替えをする
衣替えの名目で、こまめに手持ちの服をチェックするようにしています。
服は、着ないと判断したら即手放すようにしていますが、衣替えのタイミングで捨てることもあります。
1年を通して10着で過ごすような極限ミニマリストの方は必要ないかもしれませんが、私のように服が好きな方や、家族と暮らしている方には、衣替えの習慣はおすすめです。
服を処分する理由付けになりますし、久しぶりに再会した服を見て、「意外と毛玉あるな」と新鮮な目でチェックできるからです。
皆でわいわいやると楽しいですしね。
衣替えという形でなくとも、年に数回、持ち物を見直す機会を設けるのが良いと思います。
③クリーニング代はケチらない
気に入った服は、長く着るためのケアを惜しまないようにしています。
だいたい目安として約2万円以上のものと、アウターはクリーニングに出しています。
とはいえ、古い物や洗える素材のものは、高かった服でもデリケート洗いでざぶざぶ洗ってしまいます(逆にカシミアなど繊細な素材のものや、色落ち・形崩れの心配があるものは、安物でもプロに頼むのが安心だと思います)。
枚数を減らしてからは、クリーニングの負担がぐっと減りました。一枚一枚の使う頻度は上がったにも関わらず、長持ちするようになったのが嬉しいです。
ちなみに、クリーニングの袋は湿気がこもりやすく、カビの原因になるので、クリーニングから戻ってきたら、すぐに市販のカバーに付け替えるか、袋から出して棚に仕舞うようにしています。
愛用の収納ケース
オフシーズンの服や、マフラーなどの防寒具、水着などの季節アイテムは、クローゼットに収納しています。
収納には、「ファボーレヌーヴォ」というケースのLサイズを愛用。夫が2箱、私が1箱使っています。
これにダイソーの湿気取りシートと、防虫剤のムシューダを入れて服を保管しています。
我が家のクローゼットに丁度収まるサイズだったというのもありますが、見た目がとことんシンプルで、余計な装飾や窪みが全くないため、埃などが積もりにくいところが気に入りました。
丸みのないデザインなので、角にぴったり収まるし、重ねやすいです。
密封性や蓋のロックはありませんが、その方が私には蓋が開け閉めしやすくて良いです。
そしてとにかく絶妙なサイズ感!
実はこれ、3辺が一般的な中型ダンボールと全く同じ容量なのですが、だからなのか、たくさん入る実感がある割に、重くなりすぎず持ち運びできるのです。
ダンボールと同じサイズの収納は、私が探した限り、ネット上ではこれのみ。
ファボーレヌーヴォが来るまでは、引越しのダンボールをそのまま再利用していましたが、ダンボールやクラフトボックスだと、虫の卵がついていたりカビたりする心配があるので、こちらに切り替えて良かったと思います。
宅配クリーニング+保管サービスも
保管スペースがない方、保管環境にこだわりたい方には、自宅から発送するだけで洋服のクリーニングと保管をしてくれる「lenet PREMIUM CLOAK」というサービスがおすすめです。
例えば普通のクリーニング屋さんでコートを出すと、1着2000円以上することもありますが、「lenet PREMIUM CLOAK」を使うと、それに丁寧な加工やプロによる保管がついて、1着1173円~とリーズナブルです。
また、その名の通り「プレミアム」な仕上がりが特徴で、
・アパレル水準の保管環境
・シミ抜き
・毛玉取り
・水洗い全品柔らか加工 ※ワイシャツ除く
・ドライ全品リファイン加工
・ワイシャツ抗菌防臭加工
・汗抜き
・ダブルチェック(問題がある場合は再洗浄)
といった丁寧なケアが無料でついてきます。
自宅へ届いた袋に洋服を入れて送るだけという簡単なシステムで、往復送料は無料です。
コースは「PREMIUM CLOAK」と「PREMIUM CLOAK [luxe](リュクス)」
の2種類。リュクスの方は、撥水・防汚加工、花粉ガードなど、より充実したサービスが利用できます(コースについて詳しく知りたい方はこちら)。
それぞれ5点、10点、15点パックがあり、追加料金を払えば1点ずつ追加することができます。
冬物のスーツやコート、ニットなど、かさばってシーズン外には絶対使わないような物だけでも預けると、部屋がすっきりするかもしれません。
デメリットとしては、
- 皮革や着物、ぬいぐるみなど取扱い除外製品がある
- 一部のみの返却ができない
- 受取日が指定できない(【上旬(1~10日)】【中旬(11~20日)】【下旬(21日~末日)から選ぶのみ。リュクスのみ変更可)
といった点でしょうか。
これらの注意点も含め、気になった方はぜひ一度公式ページを覗いてみて下さいね。
買い物は、管理・収納までがセット!
余談ですが、以前呟いたツイートです。
学生時代に洗濯機で高い服をダメにして「身の丈」を知った。
— tori@ミニマリスト (@torisimplelife) 2020年12月9日
きちんとクリーニングに出せないなら着るべきではなかった。「頑張って高級ホテルに泊まったけどチップが出せない」みたいな状態。
良い物は手に入れた後も相応のケアが必要なので、今は手間やお金をかけられるか考えて選ぶようにしている。
物を買う時は、自分がそれをちゃんと手入れしながら長く使っていけるかまで考えて買うのが大切。
買い物は、管理・収納までがセットですね。