toriのシンプルライフ

2Kに暮らす夫婦のちいさなふたりぐらし

ミニマリストの私が、モノを捨てるか迷った際に自分に行う「5つの質問」

 「物が捨てられず、部屋が片付かない」とお悩みの方のため、ミニマリストの私が、モノを捨てるかどうか迷ったとき、自分に向かってする「5つの質問」をご紹介します。

思い出の品をどうしても捨てられない時の「とっておきの質問」もこっそりお教えします。

 

 

f:id:krktori:20190518080530j:image 

闇雲にモノを捨てる前に

質問の内容に移る前に、前提として、なぜモノを捨てる必要があるのか、自分の中ではっきりさせておく必要があります。

「モノを捨てられない」と何度か相談を受けたことがありますが、私は、捨てて心が空っぽになったり悲しくなったりするくらいなら、正直捨てなくてもいいと思っています。

私自身、捨てるのがゴールではなく、自分と夫にとって心地よい空間を目指しているだけなので、部屋のモノを極限まで減らしたり、欲しいものをなんでもかんでも我慢したり、思い出のモノを捨てたりといった苦しい思いはしないようにしています。

とはいえ、モノに溢れた生活のデメリットは数多くあるので、「いらないモノはなるべく捨てた方が良い」という立場で、この記事を書いています。

持たない暮らしのメリット・デメリットについてはこちらの記事に書いてありますので、自分が「なぜ」捨てたいのかを見極めてから、 次に進んで下さいね。

 

モノを捨てるか迷った際に自分にする質問

モノへの愛着についての質問

モノを捨てるか迷った際に、私が自分に対して行う1つめの質問は、モノへの愛着についての質問です。

気に入っているか、いないか?」を自問自答します。

こんまりさんの「ときめくか、ときめかないか」に近いかもしれません。

私はこだわりなく持っている物も結構あるので、「気に入っているものを残す」というよりは、「気に入っていないものを捨てる」というイメージです。

モノを捨てるかの判断は、それを持つメリットと持たないメリットを天秤にかける作業なので、持っていてストレスになるものは手放しやすいです。

 

使用頻度についての質問

2つめは、使用頻度についての質問。

ここ1年で使ったか、使っていないか?」を自問自答します。

使用頻度の低いものは、何かしら使いたくない理由があります。

「サイズが合わない服」「時代遅れのアクセサリー」など、その理由が解消されない限り、それは使われないまま場所を取り、劣化していくだけです。

なので、なるべく早い段階で売るなり譲るなりした方が、物や保管場所を活かすことができます。

 

捨てた後についての質問

3つめは、捨てた後についての質問です。

なくても困らないか?」を自問自答します。

今現在使っているからといって、なかったら困るとは限りません。代替品があるのなら、それを使えば物は少なくて済みます。

捨てた後の想像がつかない場合は、しばらく隠してみるのも手です。

「なくてもいけそうだな」と思ったらそのまま捨てればOK。

私はマットやラグ類を捨てる時にこの方法を試しましたが、料理中に床がびちゃびちゃになり、足の裏が濡れるのが気持ち悪かったので、キッチンマットだけ元に戻しました。

 

 

モノの状態についての質問

4つめは、モノの状態についての質問です。

劣化していないか、みすぼらしくないか?」「動作は正常か?」などを自問自答します。

お気に入りだった服や時計も、ボロボロになって糸が飛び出していたり、壊れたりしたら、寿命だということです。

好きなアイテムだと結構ギリギリまで粘ってしまいがちですが、夫など第三者に尋ねて「そろそろヤバい」とか言ってもらえると、諦めがつくこともあります(笑)

 

 

最後に行うとっておきの質問

ここまで質問を重ねてきましたが、それでも、どうしても判断のつきにくいものってありますよね。

なんとなく昔から持っているものや、人からいただいた物、記念品だけど使い道のないものなど、いわゆる「思い出の品」などがそうです。

こういったモノの処分をどうしても決めかねるとき、自分に最後の質問をします。

 

それ、棺桶に入れる?

 

人は死んだあと、棺桶に思い出のものを入れてもらいますよね。

大事な人の写真とか、手紙とか。

最近は有害物質の発生を防ぐためか、お断りされたり、制限されたりもするようですが、あくまで喩え話なので、そういう現実的な話は置いておいて。

「自分の人生最後のイベントを飾るのがこの手袋…?」とか考えると、なんだかバカらしくなって、あっさり捨てられたりします(逆に家族からのプレゼントや手紙、自分が長い間書いてきた日記などは、棺桶に入れるのアリだな、と思って残したこともあります)。

「死んだあと桶に入れるほどじゃないかな!」と思えば、思い出の品も結構簡単に処分できるのでオススメです(笑)

 

まとめ

以上5つが、私がモノを捨てるか迷った際に自分にする質問でした。

まとめると、

・モノへの愛着についての質問

・使用頻度についての質問

・捨てた後についての質問

・モノの状態についての質問

・棺桶に入れるかどうかの質問(笑)

になります。

片付けは慣れなので、一度目の質問で手放せなかった物が、自問自答を繰り返すうちに手放せるようになったりしますよ。

諦めず、一緒に片付け頑張っていきましょう!