仕事の関係で宮城県に行ってきました!
地下鉄東西線で仙台駅の一つ隣にある「青葉通一番町」駅の周辺は、大通りから少し外れた閑静なエリア。
ふらっと歩いているだけで面白いお店に出会えます。
今回は、青葉通一番町のインテリアショップや雑貨店の中から、行って良かったお店を7つほどご紹介したいと思います。
DECOrate(デコラテ)
地図とにらめっこしながら住宅街をうろうろし、辿りついた「DECOrate」。
モダンインテリアや北欧好きの方におすすめのお店です。
美容サロンやオフィス、レストランなどを設計する会社が経営しているだけあって、形の面白さや美しさにこだわって選ばれた、個性的なアイテムばかり。
有名作家のアート作品やデザイナーズ家具などの品揃えも豊富で、マニアの人も楽しめそうです。
galerie arbre(ギャルリ アルブル)
路地裏にふと現れたお店。
こじんまりした店内は、カップルから老夫婦まで、たくさんのお客さんで賑わっています。
かご製品や木工製品のほか、ポストカードやガラスの一輪挿し、陶器の箸置きなど、懐かしいような、ほっこりするような手仕事の作品が並んでいます。
イベントも定期的にされているようで、私が訪れた時はちょうどアトリエPOPPOさんの個展が開催されていました。童話のような世界観を繊細な金属モビールで表現した作品から、しばらく目が離せませんでした。
REAL style(リアルスタイル)
名古屋に本店のある、大型家具がメインのお店。
一戸建ての建築・設計・リノベーションなどを行う会社が経営しています。
上質なオリジナル家具を開発しており、布団職人の作ったソファを試させて頂きましたが、あまりの気持ちよさにびっくり。
店構えも立派で、昭和初期に建てられた洋館に入っており、重厚な扉が高級感を漂わせています。
仙台光源社
五橋通の角の小さな三角スペースに佇む仙台光源社は、日本各地の伝統工芸品や民芸品を扱うお店です。美しい金魚がお出迎えしてくれました。
元は『注文の多い料理店』の出版社だったそうで、この「光源社」という名前も、宮沢賢治がつけたそう。
二階に上がる階段の軋みに、タイムスリップしたような気持ちになりました。
しゅろの箒や剪定鋏、茶器やうちわなど、昔から生活を支えてきた日本の道具たちが、凛とした佇まいで持ち主を待っています。
宮城県仙台市青葉区一番町一丁目4-10
10:00 ~18:30(1~3月は18:00まで)
毎月15日定休(土・日・祝日の場合は営業)
Antique Show(アンティークショー)
写真左側のお店。
各所で紹介されている有名な雑貨屋さんです。
足を踏み入れた瞬間、サーカスのようにキッチュでポップな独特の世界観が広がります。
国内外から集められたおもちゃや文具、アクセサリーや食器などのアイテムは、どれもカラフルで目がくらみそう。
お土産やギフトであっと言わせたい方は、ここを訪れてみては。
照明と家具の店 SINCERELY(シンシアリー)
写真右側のお店。アンティークショーとは中で繋がっています。
オーナーさんが同じだそうですが、こちらはまたがらっと違った雰囲気。
明るくてモダンだけれど、町工場のような無骨さもある、まるで好ましい友人の住む部屋に遊びに来たかのような居心地の良さです。
精巧な歯車時計に目を奪われ、ふとその横を見ると、なんと壁に直接値段が殴り書きされていたり。
家具選びにもお店作りにも、オーナーさんの遊び心とこだわりが垣間見えるお店でした。
antelope(アンテロープ)
パリのハイブランドアイテムを扱っているお店です。
モノトーンを基調にしたシックでシンプルな内装。
半地下の小さな空間に、陶磁器やアクセサリー、服やコスメなど、洗練された品が並んでいます。
一生ものとして大事にしたいアイテムが見つかるかもしれません。
百貨店にも出店されているそうです。
仙台市青葉区大町1-2-17-103
12:00~19:00(13:00オープンの場合あり)
毎週火曜日定休
おわりに
私はインテリアショップや雑貨屋のレイアウトや空間作りが大好きで、旅先でよく見て回るのですが、仙台の青葉区は本当に豊作で、素敵なお店との出会いがたくさんありました。
一方で「Simple & Warm Daimaru」や「arrondissement+Cy」など、惜しまれつつ閉業してしまったお店も…。
ことりっぷの最新版を妹に借りて持って行ったのですが、発行時期がやや古く、なくなってしまったお店が結構多くて残念でした。
ネットの情報も少し古かったので、青葉通一番町周辺だけでも新しくまとめておこう思い、この記事を書きました。観光などにお役立てください。
今回は回りきれなかった場所もあるので、またいつかリベンジしたいです。
↓比較的新しい仙台のガイドブック