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冬より春の大掃除?メリットの多い欧米の風習「Spring Cleaning(スプリングクリーニング)」を取り入れる

日本では年末の大掃除が主流ですが、欧米では春に大掃除を行います。
今回は、スプリングクリーニングの由来や春に掃除を行うメリットについてお話します!

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スプリングクリーニングとは?

スプリングクリーニングとは、北米やヨーロッパで行われる春の大掃除のこと(漫画『ヘタリア』でもネタにされていたのでご存知の方もいらっしゃるかも…?)。
元々は、冬の間にススで汚れた煙突や暖炉、床や家具を綺麗にするために行われていたそう。
私がイギリスに留学していた時も、春先になると寮の共同スペースでこのスプリングクリーニングが行われました。また、田舎の方へ行くと、庭に洗った絨毯を干したり家具を出したりと、大掛かりな掃除をしているおうちをよく見かけました。

イギリスは北海道と同じくらいの緯度なので、冬は雪が結構降るのです。寒い地域では、春や夏に掃除をする方が一般的なのかもしれません。

 

スプリングクリーニングのメリット

日本ではあまりなじみの無いスプリングクリーニングですが、春に掃除をするメリットはたくさんあります。

 

ゆとりをもって掃除できる

年末は何かと忙しくばたばたしますが、3月は比較的穏やかな季節。

学生さんなら長期休みに入る頃でしょうか。

この時期は、冬の大掃除より時間的にゆとりをもって掃除できます

もちろん、4月に環境が変わる人も多いので、その準備に追われる方や、業種によっては繁忙期にあたる方、年度末で忙しい方もかなりいらっしゃるとは思いますが、一般的には春を迎える直前というのは、節目という意味でも掃除をするのに良いタイミングだと思います。

 

掃除がしやすい

暖かくなってくると、掃除がとてもしやすくなります。
キッチンの油汚れや、窓・雨戸の排気ガスを含んだ汚れなどは、気温が低いとなかなか擦っても落ちないことがありますが、春になり気温が上がると汚れ落ちがよくなります

冬だとワックスや洗剤も固まりやすいですし、実は障子の張替えなども、湿度が高くなってからの方が綺麗に仕上がります。
また、家の外でする掃除や水を使った掃除は、寒い季節にはやりたくないですよね。

暖かい時期の方が掃除に向いているといえます。

 

衣替えもできる

春の大掃除は、衣替えにも最適です。
クローゼットの掃除ついでに、春服に入れ替えることができます。
分厚い冬用のアウターや毛布などは、この大掃除のタイミングで一足先にクリーニングに出すのもいいかもしれません。

ホームクリーニングの場合も、冬より干したものが乾きやすいです。

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夏の予防掃除に最適

夏はカビや菌が増える季節なので、あらかじめ防カビ・防菌処理をしておくのがおすすめです。

私は夏が来る前にエアコンクリーニングやオキシクリーンでのお風呂の丸洗いを終わらせておきます。

夏直前だと需要が高まり予約が取りにくかったり値段が高かったりしますが、今の時期だとオフシーズンにあたるので、早めに終わらせています。

関連記事を下に載せておきますので、ぜひ参考にして下さい。

 

おわりに

日本ではお正月に神様を祀る風習があることもあり、年末の大掃除は欠かせないものではありますが、負担が大きいようなら年末に全部やるのではなく、細かい部分や辛い部分は春にやってしまうのもいいかもしれませんね。

モノを減らすと大規模な掃除はほとんど不要になりますが、普段の生活が忙しいと手の届かない部分はどうしても出てきます。

また、ご家族の意識を高めるためや、お子様への教育の一環として行なっているご家庭も多いと思います。

大掃除はしたいけど冬は辛い…そんな方は、「スプリングクリーニング」をぜひ選択肢に入れてみてくださいね。

大掃除のハードルが下がるかもしれません。