toriのシンプルライフ

2Kに暮らす夫婦のちいさなふたりぐらし

元ファッション好きがミニマリズムに目覚めた理由

私は元々ファッションが好きで、服に囲まれて生活していました。

ある時期から価値観がコロッと変わり、服を積極的に処分する&買わないようになりました。

 

 

f:id:krktori:20190316083806j:plain

オシャレに目覚めた20代

高校までファッションとは無縁の文学少女だった私は、大学に入って、自分の垢抜けなさに苦しみました。

大学後半になりダイエットに成功。

10kg以上痩せたのを機に、ゆるふわ女子に転向。ネット記事を読み漁り、着こなしや美容についてひたすら情報を吸収しました。

元々「男子全員チェックシャツ」と揶揄されるようなファッション偏差値の大学だったので、ちょっと見た目を気にした途端にモテ始め、急にオシャレが楽しくて仕方なくなりました!

ファッションアプリの「WEAR」にハマったのもこの頃。フォロワーさんが増えるのも楽しくて、月に数回は新しい服を買ってました。

当初好きになったのはマジェスティックレゴンやアースミュージックアンドエコロジーなどのカジュアル寄りの服でしたが、年齢と共にMISCH MASCHやPROPORTION、MARCURY DUOなどのきれいめの服にシフト。

パンチのきいた服やハイブランドの一点ものよりも、プチプラの服やアクセサリーをたくさんそろえて、組み合わせるのが楽しくて好きでした。

着ない服はネットオークションに出してはいましたが、それでもかなりの量を溜め込んでいました。

 

ファッション好きが服を捨て始めた理由

突然「着れない服」の存在に気づいた

元々物持ちはいい方なので、スカートやコート類を何年も持ち越していた私。

ある時、衣替えをして数ヶ月ぶりに出した春物のミニワンピが似合わないことに気づきました。なんだこの溢れ出る若作り感!

「好きな服を着ればいい」とは言われるものの、どんな服が着られるかは、結構顔立ちや周りの環境に左右されると思います。

私は背が高くハーフ顔なので、ミニスカの限界が特に早かったと思います。

台形スカートはギリギリいけるけど、フレアはもう無理…。

そう悟った私は、徐々にひざ下〜ミモレ丈スカートにシフトしていき、ミニ丈やモコモコした服はどんどん処分していきました。

デザインが可愛すぎるものも、ほとんど売ってしまいました。

それまでは好きな服はどんどん買っていましたが、やっと似合う服・似合わない服を冷静に判断できるようになった気がします。

好きな服が着れなくなるのは、歳を取る悲しさのひとつ。でも、これについては、今後はもっとシックな服も似合うようになるはずだと、前向きに考えています。

 

エネルギー切れと「足りている」感覚

若い時に比べると、服を買うエネルギーが格段に落ちたなと思います。

元々衝動買いはなく、「○○が欲しい!」という欲求から買い物に行くタイプなのですが、雑誌やネットを見なくなってから、その欲求スイッチが入らなくなりました。

WEARもとっくにやめているので、着こなしを誰かに見せて評価されるというモチベーションもありません。

なにより、最近「足りている」という感覚が強く自分の中に居座っています。

主婦になってからさらに節約志向になったこともあり、物を「要・不要」で考えられるようになりました

おそらく、服が趣味から日用品へと変わったのだと思います。

 

「ふたりぐらし」に興味が移った

若いときは、自分の外見を磨くとすぐにちやほやされるので、ファッションへのモチベーションは高まりやすいです。

しかし20代後半にもなると、人としての成熟度や仕事が評価の中心になってくるので、そういったファッション熱は必然的に落ちついてきます。

今は「日々新たな挑戦を!」というアイテム数の暴力ではなく、決まったお気に入りの服で、常に夫好みの綺麗な自分でいたいという欲求の方が強いです。

その有り余ったエネルギーは、今「夫との生活をいかに快適にするか」へと向かっています。

シンプルな部屋は落ち着くし、掃除もしやすくて快適です。だから、物をなくしたい。

二人のためにお金を使いたい。だから、むやみに物を買わない。

ふたりぐらしを充実させたいという欲求が、自分を可愛くしたい欲求にとって変わったのだと思います。

 

ファッションとシンプルライフの両立

ミニマリズムやシンプルライフは、モノへの執着を捨てることなので、ファッションとは相性が悪いことは否めません。

ただ、ファッションへの接し方は、「可愛い服を手許に置いておきたい」であったり「自分を素敵に見せたい」であったりと、人それぞれです。

私は色んな服を着る楽しさが根底にあったので、服を捨てる発想があまりなかったけれど、今は「素敵な生活をしたい」「シンプルな自分でいたい」と考え方そのものが変わったのだと思います。

ただ、服を着るときの喜びが消えうせたわけではないので、これからもほどよい距離感で、服を着ることの楽しさと向き合っていくつもりです。