妊娠すると体型が大きく変わっていきます。そこで必要になるのがマタニティ服。
私は普段から少ない服で暮らすことを心がけているので、妊娠中もなるべく服を増やさないよう意識していましたが、初産だと何がどれだけ必要かわからず苦労しました。
というわけで、同じ悩みを抱える方のために、妊娠初期〜臨月を迎えた今に至るまでに自分が着た服を公開します。
「マタニティ服ってどれだけ必要?」「手持ちの服でなんとかできない?」「腹帯って必要?」などの疑問に私なりに答えているので、不安に思っている方はぜひ読んでみてください。
ミニマリストのマタニティ服
トップス
妊娠4ヶ月を過ぎてくると、おなか周りが目に見えて大きくなってきます。
インしなければ着られないシャツや腰回りがタイトな服などは着る機会がなくなりました。
ただ、トップスに関してはマタニティ専用のものを買わなくても、今まで着ていた大きめの服で十分対応できました。
丈の短いものはおなかが出てしまうのでさすがに着れなくなってしまいますが、裾が長いものなら下の方までカバーできて安心でした。
GLOBAL WORKのシンプルなTシャツや、koeのバックボタンスキッパーシャツは、妊娠初期から後期まで活躍しました。
引用:GLOBAL WORK, koe
ボトムス
妊娠初期〜中期まで大活躍したのが、Amazonで購入したノーブランドの黒いパンツです。
引用:Amazon
もう本っっ当に楽!
おなかのところが伸びる仕様になっていてとても着心地が良いのに綺麗めに着られるので、住宅関係の打ち合わせや多少フォーマル感のあるお店にも着ていけました。
仕事をしている方にもおすすめです。
何度も洗濯したのに全くヘタれないのがありがたかったです。
ちなみにこのパンツ、かなり伸びるのですが、臨月が近づくとさすがにウエストが苦しくなってきたので、後述のワンピースと、こちらのベルメゾンのスカートで乗り切りました。
引用:Belle Maison
こちらは軽くて涼しいので夏にはぴったりでした。裏地があるのも◎
お腹の部分が幅広くなっていて、柔らかくカバーしてくれるので腹帯いらず。ウエストの後ろにゴムが入っています。スカートはシフォン素材でかわいいです。
近所へのお出かけや、産婦人科の定期健診で今も重宝しています。
丈が長すぎると転ぶ危険もありますが、ミモレ丈だと程よく足を隠せてストッキングなどを履かなくて良いので楽です。
ワンピース
個人的に一番便利なのはワンピースでした。
夏はアーバンリサーチのワンピースをさらりと一枚で着ていました。
春秋冬は去年購入したUNIQLOの長袖シフォンワンピースを重宝しました。
ウエストにゆとりがあり、腰のリボンで調節もできるので、妊娠初期の春先にも、肌寒くなってきた臨月にもよく着ました。
さらに、綺麗めのマタニティ服を母からお下がりでもらいました。
これは出番は多くなかったのですが、せっかくなので新居での記念写真や記念日のレストランで着ました。
ちなみに義母からも授乳ができるマタニティ服をもらいましたが、こちらは退院服として入院バッグに入れています。
せっかくなので出産後から着ようと思っています。
インナー
初期はUNIQLOのエアリズムを使い続けていましたが、バストが急激に脅威の成長を遂げ収まりきらなくなったので、産後授乳できるものをベルメゾンで3枚購入しました。
引用:Belle Maison
今はこの3枚をひたすら着倒していますが、とても快適。買ってよかったです。たまにパットが洗濯後に裏返っていますが、すぐ直せるのでそこまでストレスではないかな。
バストサイズは自分が思っているよりも大きくなる可能性があるので、ブラジャーやインナーは早い段階で購入しない方がいいです。私は2サイズUPしました。
ちなみに授乳用のインナーは前開きボタンが良いとの意見が多いようですが、赤ちゃんの顔にボタンが当たるのが怖いし、上のインナーはぐいっとずらせば普通に授乳できそうなので、このままいくつもりです。
ショーツ
初期〜中期はマタニティ専用のものは使わず、イオンでお腹まであるLサイズのショーツ3枚セットを2組購入しました。おばあちゃんが履くような巨大なやつです(笑)
使い捨てするつもりでめちゃくちゃ安いのを買ったのですが、もう元に戻れないくらい快適でした!
6枚は多すぎたかなと思いましたが、この時期はつわりで洗濯もろくにできなかったりするので、多めに用意して良かったです。一応出産後にも使えるし…(笑)
臨月が近づくと、ベルメゾンでお腹の部分が伸びるショーツを3枚購入しました。クラッチ部分が二重になっている安心感♡
引用:Belle Maison
あとは出産に備えてべりっと下が開くタイプの産褥ショーツもAmazonで3枚購入したのですが、こちらは新品のまま入院に持って行きます。
部屋着
初期はUNIQLOのリラコで過ごしていましたが、中期に差し掛かるとやっぱり少し苦しくなるので、お腹の締め付けの少ないパジャマはあると良いと思います。
春と夏はパジャマ兼部屋着としてベルメゾンで半袖のマタニティワンピースを2着購入し、その後義母からのプレゼントとしてワコールのものを1着もらいました。
引用:Belle Maison
私は起き上がれないほどつわりや貧血がひどく、サイトメガロウイルスの抗体がなかったこともありほとんど外に出られなかったので、妊娠中はほぼ部屋着で過ごしました。ベルメゾンのこれは肌触りが良く、毎日快適に過ごすことができました。
前開きで産後は授乳もでき、足のところをボタンで留められるので、寝ている時に捲り上がることもありません。
気に入ったので冬用の部屋着もベルメゾンで購入しました。
引用:Belle Maison
左のタイプを2着、右のタイプを1着買いました。
どちらも袖をボタンで留めて半袖としても使うことができるのですが、ピンクのものは袖がゴムになっているので、そのまま腕まくりできて、より便利でした。
妊娠中は汗をかきやすいので、暖房の効いた部屋で過ごすなら左の方は少し暑いかもしれません。右はやや薄めなので室内ではちょうど良かったです。
買い足したものまとめ
結局マタニティ服として買い足した(もらった)ものは以下の通りです。
トップス 0枚
ボトムス 2枚
ワンピース 1枚
インナー 6枚
ショーツ 12枚
部屋着兼パジャマ 6枚
やはり下半身の方がサイズの変動が大きいので、ショーツやボトムスは多めに買い足しました。
あと、改めて考えるとベルメゾンの利用が多いですね。ベルメゾンはたまひよの特典や誕生日特典で割引チケットをぽんぽんくれるので、それらを利用して必要なものを買い揃えていきました。新生児の服も何着か購入しました。
マタニティ服で困ったこと
お腹が大きくなってくると安全のためヒールを履かなくなり、スリッポンで外出するようになったのですが、その靴が自分の持っている服と合わない!という問題がありました。
妊娠するとむくんで足のサイズが変わったり転倒しやすい靴を履けなくなったりするので、ファッションにも制約がかかってしまいますね。
そういう意味でも、新しく買うならカジュアル寄りの服やおしゃれなペタンコ靴を選ぶなどの工夫をする必要があると思います。
腹帯について
腹帯はワコールのものを購入し、初期は保護のためにつけていましたが、私は途中で低位置胎盤と診断されたため、つけるのをお医者さんから止められました。
その後「もうつけてもらって大丈夫ですよ」と言われたものの、その頃には窮屈でつけるのをやめてしまいました。
私には不要でしたが、体を温めたい方やおなかが揺れて苦しい方はつけてもいいと思います。
あと外出すると、妊娠初期〜中期はがんがん人にぶつかられるので、つけておくと少しだけ安心です。残念ながら、スマホを見ながらホームを歩く人、スマホを見ながら自転車に乗りスピードを出す人は意外と多いです。
私が購入したワコールの腹帯は厚手で伸びが良く、肌触りも良くてさすが人気商品といったところ。腹巻きタイプなので着脱が楽でした。
おわりに
以上が私のマタニティ服事情でした。
人によって必要なものや体型は異なるので、早い時期から全部揃えようとせずに、「時期に応じて足りなくなったら買う」くらいの心持ちでいた方が、無駄な出費を避けることができると思います。
今の時代は購入すればすぐに届くので、あまり慌てなくても大丈夫です。
買ったものが使えなくなるような予期せぬトラブルがあったり、意外となくても平気だったりしますしね。
それから、私は妊娠を機に服や下着やパジャマなどをかなり処分しました。服を買い足していく一方だと収納が溢れてしまうからです。
生活スタイルが変われば必要なものや不要なものも変わります。
妊娠中は動くのもままならないことも多いと思いますが、もし落ち着いたタイミングがあれば一度持ち物を見直してみるのもおすすめです。