toriのシンプルライフ

2Kに暮らす夫婦のちいさなふたりぐらし

アメリカの汚部屋は規模が違う!ドキュメンタリー『クリーン・アップ!汚部屋片付け隊』が凄まじかった

アメリカでは900万人がゴミの溜めこみに苦しんでいるといわれています。

今回はアメリカの汚部屋改善ドキュメンタリー番組『クリーン・アップ!汚部屋片付け隊』をご紹介します。

 

f:id:krktori:20231018213737j:image

アメリカの清掃ドキュメンタリー

クリーン・アップ!汚部屋片付け隊』では、「溜め込み癖」を抱えたそれぞれの家庭が、家族や友人、臨床心理士や精神科医、市の職員や清掃チームの助けを得ながら、汚部屋に向き合っていく様子を描いていきます。

エピソードは全4話です。

 

エピソード1

  • 逮捕されるかどうかの瀬戸際のジム
  • 娘を亡くし物を溜め込み始めたリチャード

 

エピソード2

  • 汚部屋を巡り喧嘩を繰り返す険悪なジョイスとウォレス夫妻
  • 紙ごみに囲まれながらヒーターの傍で眠るキンバリー

 

エピソード3

  • 幼い子供二人を失うかどうかの判断を迫られるミシェルとフランク夫妻
  • 母親の影響で買い物中毒になり破産寸前の22歳のヤマ

 

エピソード4

  • ペットを多頭飼いし死骸と糞の悪臭だらけの家に住むルースアン

 

 

日本の片付け番組との違い

まず、アメリカならではのスケールの大きさに驚きます。

ねずみの大群や豪邸に溢れるゴミ山は、日本ではなかなか見ることのない景色だと思います。

また、汚いものを片付けるだけでなく、その原因を心理的な面から解決しようと医師や臨床心理士が様々なアプローチを提案していくのも、カウンセリングが浸透したアメリカらしいと思いました。

 

壮絶な描写に注意

末の娘を亡くし離婚した後も、「骨董品の店を開く」という妻との夢を捨てきれずがらくたを集める人。

ねずみの死骸が浮いたトイレのある浴室で料理をしている人。

汚部屋住人の過去や暮らしはどれも壮絶です。

また、周りの家族や友人、ペット達も苦しんでいます。

個人的に、生家を「民宿にするから」と親戚に買われ、そのまま汚部屋に変えられてしまった女性のシーンで胸が張り裂けそうでした。

劣悪な環境下で飼われていた猫に膿瘍や骨折が発覚したところでも心が痛みました。

もしかしたらあまりの悲壮感に滅入ってしまうかもしれないので、そこだけは注意です。

 

このドキュメンタリーを観る方法

『クリーン・アップ!汚部屋片付け隊』はPrime videoの見放題対象なので、Amazon Prime会員なら無料で見ることができます。まだ登録されていない方はAmazon公式ページからどうぞ。

登録されている方は下のリンクから飛べます。

『クリーン・アップ!汚部屋片付け隊』を見る

 

おわりに

『クリーン・アップ!汚部屋片付け隊』は、

  • 海外の汚部屋について知りたい
  • なぜ汚部屋にしてしまうのか興味がある
  • 汚部屋になる経緯や心理状態が気になる

という方にぜひ観ていただきたいドキュメンタリーです。

レベル違いの汚さ、危なさを目の当たりにして、モノを持ちすぎることのおそろしさについて改めて認識しましたし、単純に物を捨てるだけでは解決しない根っこの問題についても考えさせられました。

皆さんもお時間あればチェックしてみてくださいね。