私は学生時代に引越し梱包や清掃のバイトをやっていたり、芸人さんや業者さんの汚部屋片付け動画を見ることを趣味にしていたりと、モノの多い部屋を見る機会が多かったのですが、そんな中で「これは汚部屋住人あるあるだな」「これはリバウンドするタイプの汚部屋だな」というたくさんの「汚部屋パターン」がありました。
今回はそのパターンを、いくつかご紹介していきます。
もし(当てはまるな…)と思ったら、対策も一緒に書いているので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
汚部屋のパターン
①ゴミ箱がない・少ない
汚部屋では、ゴミ箱が機能していないことが多い気がします。
部屋にゴミ箱がなかったり、小さ過ぎたり、あるいはぱんぱんになって溢れても放置していたり…。
無意識にゴミ捨てがおっくうになって、ゴミを放置してしまっているパターンが多いようです。
以前の記事でも書きましたが、ゴミ箱は多過ぎても少な過ぎてもダメ。 ゴミが溜まってしまうという方は、まずは大きなゴミ箱かゴミ袋を、普段座っている場所の近くに置いてみて下さい。
また、「まだ入るかも?」とギリギリを攻めていると、ゴミがこぼれたり、だんだん入れにくくなってきて捨てる気が失せるので、ゴミ袋はケチらないようにしましょう。
②後回しにする癖がある
汚部屋からよく出てくるものの一つが、開封していないショッピングバッグやAmazonのダンボール。
せっかく買ったのに、開けるのを後回しにして放置しているうちに忘れてしまうようです。
なんでも「後でやろう」と思う癖のある人は要注意!部屋に持ち込んだものは、全てその瞬間にあるべきところに収めるのを心がけましょう。
郵便物が届いたら、すぐに開封して中身を出し、箱を畳み、梱包材を捨てるところまで、一気にやってしまうのです。
私個人は、
- 服を買ったら、帰宅して一息つく前に、ハンガーにかけてクローゼットに仕舞う
- ポストに届いた郵便物は、玄関で要不要を判断して、いらないものは即シュレッダーへ
- 袋麺や鰹節など、小分けになっているものは大袋をあけてそれぞれのストッカーへ収納する
といったことを心がけています。そうすれば必要な時に、すぐ物を使ってあげられます。
③使った後すぐ戻さない
汚部屋YouTuberさんの日常を見ていたとき、ふと、使ったものをさりげなくその場に置いたのに気付きました。
皆さんも例えば、ハサミを出して使ったあと、ずっと机の上に出しっぱなしということはありませんか?
適当なところへ置いてしまうと、その上に物が積み重なり、見えなくなってしまうことも。
また、次の作業をする時に手に持っていた物を適当に置いてしまうため、キッチンから文房具が出てきたり、コスメが靴箱から出てきたりと、不思議な状態が生まれてしまいます。
物は、使ったら手から離さずにそのまま収納へ戻すのが基本!
収納場所へ戻すまで、手に糊でくっついている気持ちでいてくださいね。
④目に見えない汚れに無頓着
汚部屋に住んでいるから気にならなくなったのか、気にしないタイプだから汚部屋になったのかはわかりませんが、汚部屋に住んでいる方はどうしても、ホコリやバイ菌やダニなど、目に見えないものへの警戒心が薄めです。
これらは目に見えませんが、たしかにそこに存在します。
気にしすぎても生きていけませんが、全く気にしないと体に悪影響もありますし、清潔感も損なわれていきます。
昔、ある知人が居酒屋でテーブルの上に落ちた物を自然に拾って食べたのが気になったのですが、後に汚部屋住人だという話を聞いて妙に納得した覚えがあります。
汚い場所での生活に慣れてしまうと、無意識に他人の前でもこういった行動に走り、評価を落としてしまうことにもなりかねません。
例えば、
- 洗い物をシンクに長期間放置
- ラグに溜まった埃や食べかすを気にしない
- 食べ物や飲み物をこぼしても拭かない
- 一度使ったお皿を何度も使い回す
- 布団や寝具を干さずに何ヶ月も放置する
- 消費期限を気にしない
- マヨネーズの開け口が食品についたり、瓶詰めのジャムに汚いスプーンや指が触れても平気(カビの元になります)
- 小銭を直接ポケットに入れたり、皆で食事をするテーブルの上に置く
といった、見えない汚れに無頓着な行動を自分が取っていないかを意識してみましょう。
⑤家主が真面目すぎる
これ自体は別に悪いことではないですが、真面目すぎる人も、汚部屋住人になりがちです。
例えばゴミの分別って地域によってはかなり面倒ですよね。
「この素材はなんだろう?ちゃんと調べてからゴミに出さなきゃ」「フタが固くて分離できない、今度工具を買おう…」と厳密な分別にこだわるあまり、ゴミを溜めてしまう人も多いそう。
そもそも仕事などに一生懸命なあまり、家事がおろそかになっているパターンも多いので、一概に「片付けができていない=だらしない」というわけではないのです。
こういう方は、もっと気を楽にしてゴミを捨てることを優先してください。
行政も無理は言わないはずなので、分別が技術的に難しい時は妥協も必要です。
どうしても気になる時は、電話すれば気軽に相談に乗ってくれますよ。私もマニキュアが瓶から分離できない時に相談すると、そのままで良いと言ってもらえました。
⑥収納の形やサイズが合っていない
片付け系のYouTubeで、何度もリバウンドしている人の家を見ていると、持っている物とそれを収納している物がマッチしていないなと思うことが時々あります。
例えば、本や漫画を衣装ケースに詰めている人。書籍は重いので、衣装ケースなどの大きな収納に入れてしまうと、ずっしり重くなり、出し入れが大変です。
また、物が多いのに「深い収納」を使っている人。容量があるとつい何でも放り込んでしまいますし、底に入った物はなかなか取り出せず、上の物に埋もれてしまいます。
形やサイズの合わない収納に入れられた物は、折れ曲がったりぐちゃぐちゃになったりして、ダメージを負ってしまいます。
「まずは徹底的に物を減らす⇒適切な収納に入れ替える⇒なければ必要な収納を見極めて購入⇒使わない収納は潔く捨てる」、このプロセスで、いびつな収納状態から抜け出せるはずです。
ゴミ屋敷にお悩みの方へ
以上、汚部屋になりやすいパターンを6つご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
私自身、中学高校の頃は全く部屋を片付けられないタイプだったのですが、物を適正数にした今は、何もない状態をキープできています。
汚部屋は一生直らないものではなくて、自分の癖や傾向を分析&意識すれば、改善するものだと思っています。
部屋は十人十色ですが、物が多すぎると安全性や快適性にも関わってくるので、悩んでいる場合は早めにモノを処分して、片付けに取り掛かっていきましょう。
もし今自分ではどうしようもない状況で、汚部屋を早くなんとかしたいという方は、業者に任せるのも選択肢の一つです。
プロは淡々とこなしてくれますし、慣れているので作業も早いです。
ただし、安価な業者の中には不法投棄をするような悪質なものも多いので、実績を確認してから申し込みましょう。
最近では掃除の様子をYouTubeにアップされている業者も多いですが、「ゴミ屋敷バスター七福神」もその一つ。
テキパキと片付いていく様子は見ていて気持ち良いので、私も好んで観ています。ダンディ坂野さんがイメージキャラクターなのも安心感がありますね。
関東8県、関西6県、東海4県で活動されており、月間100件近くものハウスクリーニングや遺品整理等をこなしています。
業界最安値を目指しているそうで、他社では必要なことの多い見積もりや出張料、車両代、特急料金などが全て無料です(下記WEBサイトからの申込みでさらに10%割引になります)。
汚部屋は時間が経つほどゴミを溜め込んでしまい、その分料金も上がっていってしまうので、早めの対処が肝心です。
「業者はちょっと…」という方も、動画を観るだけで片付け意欲が湧いてくるので、ぜひ一度観てみて下さいね。