toriのシンプルライフ

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オキシクリーンでお風呂を丸洗い。床や排水溝のつけ置き方法など

オキシクリーンで「お風呂の丸洗い」をやりました!

天井、壁、床、湯船、小物など全て除菌でき、頑固な汚れもつるりと落ちます。

これをすると、ピンク汚れやカビがほとんど発生しなくなり、1ヶ月以上ピカピカな状態を保つことができます。

ところどころ簡略化した自己流ですが、参考になれば嬉しいです。

 

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必要なもの

今回使うものはこちら。

・オキシクリーン

・スポンジ

・ゴム手袋(手が荒れるので着用をおすすめします)

・泡だて器(オキシクリーンを泡立たせるためのもの)

・排水溝の止水蓋(100均のシリコン蓋がおすすめです)

・クイックルワイパー(天井や壁の高い所を拭く用)

我が家で使っているものはアメリカ版のオキシクリーンです。

詳しくはこちらに書いていますが、日本版よりアメリカ版の方が強力です。

スプーンや容器の大きさにも違いがあるので注意です!

krktori.hatenablog.com

 

掃除の手順

湯船にオキシクリーン液を作る

まず、湯船に熱いお湯を溜めます

オキシクリーンが活性化するのは45~60℃なので、我が家では一番熱い温度に設定します(54度くらい)。

冷めてきたら追い焚きすると良いですが、その機能がない場合は、最初はお湯をやや少なめに入れ、ケトルで熱湯を足していくと良いです。

次に、オキシクリーンを2~5杯ほど入れ、シャワーと泡だて器で攪拌します。私は5杯入れます。

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泡だて器はホットケーキを作る時に使うこれです。我が家にはたまたま2本あったので、1本をお風呂用にしましたが、何でも良いです。

ただ、オキシクリーンは泡で汚れを分解するので、何かしら混ぜるものはあった方が良いと思います。

粉が完全に溶けたら、湯船に除菌したいものを入れます

ミニマリストの我が家には排水溝のパーツとシャワーヘッド、石鹸置きくらいしか入れるものがありませんが、洗面器やイス、お風呂の棚やおもちゃなどを入れる方が多いようです。

ただ、酸性洗剤なので、金属製のものは錆びる可能性があり、NGです。

浸ける時間は最長6時間で、これを超えるとオキシクリーンの効果はなくなります。

 

排水溝のパーツの浸け方

排水溝のパーツもオキシ漬けしますが、内側のパーツをそのまま入れると湯船が汚れてしまうので、私はビニール袋に湯船のオキシ液を入れ、その中にパーツを入れます

ぎゅっと袋をしめ、湯船の中に放り込んでおけば、お湯を汚さずにオキシ漬けできます。

 

天井と壁を掃除

湯船をオキシ浸けしている間に、天井と壁を掃除します。
クイックルワイパーに専用の不織布フィルターかいらない布を巻き、湯船のオキシ液につけて、天井と壁に滑らせます。

天井からポタポタと液が垂れてしまい、目などに入って危険なので、液のつけすぎには気をつけましょう。

付け外しのできない棚や、扉部分、シャンプーボトルの底なども、この時にスポンジで洗っておきます。

湯船のオキシ液にスポンジをつけ、軽くゴシゴシするだけです。

鏡やステンレス部分は、オキシクリーンではあまり綺麗になりませんが、一応さっと洗っておきます。

 

床をオキシ漬け

次に、床にオキシクリーン液を溜めて、オキシ浸けするやり方です。

まず、排水溝に100円ショップのシリコン蓋を置き止水します。
(水を入れたビニール袋で止水するやり方もありますが、これを私がやるとなぜか100%水が抜けてしまいます…。)
床にオキシクリーンを3杯ほど撒いて、お風呂場の外から、外に溢れないギリギリのところまで水圧強めのシャワーで泡立たせながらお湯を溜め、放置します。(シャワー後はまたシャワーベッドを湯船に投げ入れる。笑)

 

仕上げ

時間が経てば、お湯を全て抜きます。

そして、天井、壁、湯船、床など全てを、スポンジで軽く擦りながらシャワーで綺麗に流します

ザラザラした面についた頑固な汚れやカビなどが、つるっと綺麗に取れていくのは快感です!

ぬめりが完全に取れればお湯だけでも良いらしいのですが、オキシクリーンを直接肌に触れさせるのは怖いので、私は湯船についてはお風呂用洗剤で二度洗いしています。

あと、追い焚き機能のあるお風呂は、一度お湯を追い焚きして配管を掃除する必要があるそうなので注意です。

最後に浴室乾燥をかけて終了です。

 

オキシクリーン浸けの魅力と欠点

オキシクリーン浸けの魅力

私がオキシクリーンの丸洗いで実感するのは、強力な防菌・防汚効果です。

このオキシクリーンでの丸洗いをすると、掃除をサボりがちでも1ヶ月くらいはピンク汚れやカビが発生しません。

お風呂のピンク汚れの正体は「ロドトルラ」という菌なのですが、オキシクリーンでこれを防ぐことができます。

皮脂汚れもつきにくい実感があり、かなり長い間ピカピカの状態を保つことができます。

また、あらゆる場所、あらゆる種類の頑固な汚れに効くので、使い分けしなくて良いのも魅力です。

天井や床や排水溝まで丸ごと綺麗にしたいなら、一番おすすめの方法です。

 

オキシクリーン浸けの欠点・危険性

このオキシクリーン浸けには、欠点もいくつかあります。

まず、時間がかかること

6時間放置しないといけないし、その間はお風呂を使えないので、時間を確保する必要があります(汚れが軽微な場合には、もう少し短くても効果はあります)。

また、天井や壁を拭くのは結構キツくて時間がかかります。

それから、オキシクリーンの活性化には熱いお湯が必要なので、追炊き機能がついていない家や、高温のお湯が出ない家では少し使いづらいという欠点もあります。

それから、金属製のものが錆びるリスクが多少あります。酸性洗剤なので、長期間触れていると酸化してしまうのです。

 

おすすめの使い方

個人的にはこれを頻繁にやるのは面倒だし、浸け置きする小物もほとんど持っていないため、数ヶ月に一度のリセット掃除として行っています。

排水溝などは、雪だるま式に汚れが堆積するので、定期的に全て汚れを落とすのがおすすめ。

私は洗濯槽+お風呂+掃除で1パックを使い切ります。

それから、ピンク汚れやカビの発生に困っている方は、やはり一度試して頂きたいと思います。

うちは目に見えて発生しにくくなりました!

お風呂がピカピカになって、とても気持ちが良いです。

興味がある方はぜひお風呂の丸洗いをしてみてください。