最近睡眠環境を整えることにハマっているtoriです。
先日ベッドをダブルサイズに買い換えました。
部屋に圧迫感が出るかと思いきや、選び方を工夫したので、以前より広く見えるようになりました。
ダブルベッドを購入
睡眠時間や枕など、今まで改善を重ねてきましたが、ベッドをなんとかしないと根本的な解決にならないと思い、ベッドの購入に踏み切りました。
ずっと「狭い我が家にはダブルは置けないな〜」と勝手に思いこんでいましたが、調べてみるとダブルは195cm×140cmで、意外にも幅はセミダブルと20cmしか変わらず、置いてみるとそこまで圧迫感はありませんでした。
新しいベッドを入れた部屋は、こんな感じになりました。
我が家の部屋の間取りは真四角ではなく凹凸があるのですが、そのスペースにすっぽり収まって良い感じ。
ベッドもシンプルなデザインのものにしたので、むしろ前よりすっきりした印象になりました。
枕は、少し前の記事でお伝えしたように、私の分は取っ払いました。今はバスタオルを敷いて寝ています。
ちなみに夫婦2人で寝ています。
誰かと寝ると相手の寝返りなどで睡眠が浅くなるため、本来は一人一つのベッドで眠ることが理想ですが、部屋の広さ的にそこは妥協しました。
本音を言えばまだ狭いような気もしますが、20cm広がっただけでも体感に結構な違いがありました。
お互いの手足が干渉しないため、相手の寝返りなどで起きることがなくなりました。
小さい家でのベッドの選び方
我が家が購入したのはこちらのベッドです。
これを選んだのは、このベッドには、狭い部屋でも広々感じさせてくれるポイントが3つあったからです。
①ヘッドボードがない
今まではヘッドボードのあるタイプのベッドを使っていましたが、今回はヘッドボードのないタイプにしてみました。
ヘッドボードは背もたれになりますし、照明やコンセント、収納つきなどの機能性の高いものもあり便利なのですが、どうしても高さが出て、圧迫感が生じてしまいます。
ヘッドボードがないとすっきり見えて良いです。
②脚があり、下に収納できる
広く見せるためには低い家具が望ましいのですが、収納のない我が家では、ベッド下は貴重なスペース。
脚があり、下に物を入れられるような形状のものを選びました。
入っているのは、夫の衣装ケース・寝袋・ゲーム類に、来客用のエアベッドや扇風機などですね。
ヘアドライヤーも蓋付きの容器に入れて、この下にしまっています。
③フレームが細身
色の濃いものはどっしり見えてしまうので、本来であれば家具は薄い・明るい色、軽い印象の素材のものがベター。
しかし、今回はアイアンという重めの素材をチョイスしました。
そこで、なるべく面積の狭い細身のフレームを選ぶことで、良い意味で存在感を減らすことに成功しました。
部屋の印象がそれほど重たくならずにすみました。
組み立て・寝心地・価格など
このベッドは作りが非常にシンプルなので、組み立てが楽でした。2人で30分もかからずに終わりました。
アイアンは重たいイメージがありますが、細いフレームですし、ヘッドボードや収納部分がないため、それほど重くもなく扱いやすかったです。
おしゃれで耐久性もあり、通気性が良いためカビにくいので、おすすめの素材です。
それから、付属のマットレスも思っていた以上にしっかりしていて快適でした。
価格が安い分キルティングの見た目はチープですが、思った以上に丈夫そうな作りをしています。
少し柔らかいですが、高密度のコイルが入っており、安定感もあって、正直予想以上のクオリティです。
価格も、マットレス付きで3万円ほど(マットレスなしも選べます)。
数年以内に引越す予定なのですが、その時に持っていくにしろ手放すにしろ、判断しやすい価格です。
良い買い物をしたと思っています。
睡眠の質を上げる必要性
ミニマリストの中にはベッドを持たない方もいらっしゃいますが、個人的には本人が眠れるなら寝袋でも床でも良いと考えますし、逆に眠れないならしっかりした寝具を揃えることをおすすめします。
睡眠に関しては、モノが少ないことにこだわって質を落とすのはやめた方がよいと思います。
よく言われていることですが、睡眠は肥満や糖尿病、高血圧や認知症などと深いかかわりがありますし、睡眠時間が足りないと寿命が短くなるとの研究報告もあります。
また、パフォーマンスが下がったり、「マイクロスリープ」と呼ばれる数秒間の睡眠に陥ったりするなど、日々の生活に支障をきたすおそれもあるからです。
現代人は十分な睡眠時間が取りにくい分、睡眠の質を上げることが重要となってきます。
私も昔から不眠やストレスが原因で、良性発作性頭位めまいやホルモン異常による貧血などの体調不良に悩まされてきました。
今回、思いきって大きなベッドを買ってよかったなと思っています。
ちなみに最近は他にも、
- コーヒーは5杯以内、14時まで(実際にはより厳しく3杯まで)
- 最初の90分のノンレム睡眠の質は確保する
- 皮膚温度と深部温度をコントロールする
などの方法を試し、少しずつ眠れるようになってきています。
これらは、以前にもご紹介した私のバイブル『スタンフォード式最高の睡眠』で紹介されていた方法です。
この本は睡眠研究の最高峰スタンフォード大学で30年以上研究を続けてきた西野精治氏の著書で、信頼性が高いのでおすすめです。
不眠に悩んでいる方はぜひ一度読んでみて下さいね。
とはいえ私もまだまだ実践できていないことも多いので、今後も一つひとつの習慣を見直しつつ、快適な睡眠環境を模索していきたいです。