今回は、めんどくさがりミニマリストの私が、洗濯を楽にするためにしていることをいくつかご紹介します。
参考になれば嬉しいです。
外干しをやめる
我が家では、外干しはしていません。
基本的に部屋干しで、乾きにくいものには浴室乾燥を利用しています。
室内に干せば、花粉やPM2.5などの心配もありませんし、雨が降って慌てて取り込むといったこともありません。
タオルやズボンは、洗濯物ワイヤーにかけてぴっと延ばすだけ。3秒で終わります。
風で滑り落ちることもないので、洗濯バサミで固定する必要はありません。
メリットだらけなので、ぜひ試してみてください。ただし、夏場は自然派洗剤を使うと生臭くなってしまうので注意です。
部屋干しワイヤーについては記事にしているので、興味がある方はこちらをご覧ください。
ピンチをやめる
昔は、小物をピンチに干していましたが、洗濯バサミにいちいち挟むのが面倒だったのと、跡が付きやすいことから、今はこちらのタオルハンガーにかけるようにしています。
どのメーカーのものかわからないのですが、10年以上前、一人暮らしを始める時に親が持たせてくれたもの。
あまり活用していなかったのですが、使ってみるとこれが便利。
並べるだけなので時短になりますし、ハンカチなども形を崩さずに干せます。
靴下はかけるだけ、下着類は穴に通すだけ。
ニットやマスクなどの平干しもこの上でできます。
使わない時は畳んで収納することもできます。
個人的にはピンチよりかなり使いやすいです。
なるべく毎日洗濯する
私は洗濯物を干すのが好きではないので、なるべく毎日洗って溜めないようにしています。
こうすることで、一回あたりの作業時間が短くなるからです。
汗や汚れのついた服を放置すると、黄ばんだり染みになったりすることもありますが、こまめに洗えばそんな心配も無用です。
ミニマリスト的には、所有するハンガーやバスタオル、下着などの数も少なくて済むのが嬉しいポイント。
洗濯カゴも不要です。どうせすぐに洗うので、直接洗濯機に入れてしまいます。
大きな仕事は切り分けろとビジネスでもよく言いますが、めんどくさがりさんほど、毎日洗濯するのがおすすめです。
分別や収納は各自で
これは時短ワザというよりは家族に協力してもらっていることですが、色分けやデリケート素材の分別、ポケットのチェックは、各自で行います。
デリケートなものは、引っ掛けてあるネットに自分で入れてもらいますし、色の出そうなものや染み抜きの必要な服などは脇によけてもらいます。
畳むのは在宅時間の長い私の仕事ですが、収納は本人にやってもらいます。
分担できるところは、できる限りパートナーやお子さん本人にやってもらいましょう。
ノンアイロン素材を選ぶ
私はアイロン掛けがキライです。
新婚当初はウッキウキでアイロン掛けしていましたが、すぐに面倒になり、しかも夫の方が早くて上手だとわかり、いつのまにかやってくれるようになり…アレ?これじゃあダメだなと思い、ハンカチやワイシャツをノンアイロンに変えることで解決しました(?)。
干した時の水の重みで十分伸びるので、本当にアイロンがいりません。
ノンアイロン素材のハンカチは、タオルハンカチやガーゼハンカチ、パイルハンカチなど。私はよれにくいタオルハンカチを愛用しています。
タオル地はカジュアル感が強いので、場合によっては普通の薄手のハンカチを使うこともありますが、それでもだいぶ楽になりました。
ワイシャツに関しては、毎日スーツを着るような方なら、毎週まとめて 宅配クリーニングサービスに出すのもおすすめです。ワイシャツ1着290円~で、自宅まで回収しに来てもらえます。
仕上がりも綺麗ですし、洗濯やアイロンをする時間を他のことに充てたい方には良い方法かもしれませんね。
ケアの面倒な服は極力買わない
洗濯の際に地味にストレスになるのが、「これ洗っても大丈夫かな?」という不安や迷いを感じること。
「大事な服を傷めないかな」「この素材は普通に洗濯していいのかな」といちいち手を止めて考えることが、洗濯の面倒臭さに繋がっていく気がします。
私は普段着に麻のような洗濯の難しい素材は避けるようにしています。また、金具がついていたり、革などの異素材が混じっている服もあまり買いません。
洗濯のことを考えて服を買ってしまうのはなんだか味気ない気もしますが、毎日のケアも含めてのファッションなので、それだけの熱意と余裕が今のところ私にはないかなという感じです。
特にこだわりがない方は、購入する時点でクリーニングの方法を確かめて買いましょう。
終わりに
私は昔からなんとなく洗濯が苦手でした。
そこで洗濯の嫌なところを考えてみたところ、
- 冬場は寒い
- 洗濯物が絡まる、重い
- ピンチで止めるなど手順が多い
- 素材や干し方など考えることが多い
あたりが理由かなと思い、ひとつひとつ潰していき、今の形にたどり着きました。
洗濯ネットをフックに吊り下げ収納にしたり、洗濯カゴをなくしたりと、動線はシンプルかつ合理的に。
やみくもに減らすだけではなく、自分の生活に必要なものは残しました。例えば一度はやめてみた柔軟剤も、絡まりやすさや衣類のごわつきや毛玉、タオルの傷みが気になったので復活させました。
あとは、長く着たいよそいき服などは、潔くクリーニングに出します。
丈夫なポリエステル素材でも、毛玉や逆汚染(他の洗濯物の汚れを溜め込むこと)などが起きてしまうリスクはありますし、ロングドレスなどは干すのも大変なので、クリーニングに出した方が気も楽です。
衣食住の衣の部分の要となる洗濯。
日々の生活を守りつつも、自分や家族がきちんとした格好でいられるよう、好きな服を長く着られるように、工夫していきたいです。